Mac OSX Lionで日本語のmanファイルを表示する方法
※manを日本語化する方法ではないので注意です。
ちょっとMBAでmanファイルを編集したかったのだけれど、
編集したファイルを確認しようと思ったらすっごく文字化ける。なにこれ。
そんなわけでいろいろためしてみた結果です。
主にこちらのページを参考にさせて頂きました。
では、具体的な手順など。
とりあえずcコンパイラを入手(デフォで入ってなかった…)。
今回は思考停止状態でApp StoreからXcodeを入れました。てぬき。
インストールできたら上のメニューから
「Xcode」→「Preference」→「Downloads」→「Command Line Tools」→「Install」
でgccその他をまとめてインストール。
次に、groffをダウングレードします*1。
https://launchpad.net/ubuntu/+source/groff/1.18.1.1-20
から、以下のファイルを入手して適当な場所に置きます。
- groff_1.18.1.1.orig.tar.gz
- groff_1.18.1.1-20.diff.gz
でもってターミナルでpatchを当ててmake。
$ tar xvzf groff_1.18.1.1.orig.tar $ cd groff-1.18.1.1 $ cat ../groff_1.18.1.1-20.diff.gz.txt | patch -p1 $ env LDFLAGS="-liconv" ./configure --enable-multibyte
configureできたらちょこっと編集します。
src/libs/libgroff/Makefile.subから、getoptとgetopt1の存在する行(計4行)を消去。
終わったらmake。
$ make $ sudo make install
無事インストールできたら、ちゃんと動くかどうかとりあえず確認。
$ /usr/local/bin/groff -v GNU groff version 1.18.1 (略)
やったー1.18だ!
そしたらこっちのgroffを使うように修正します*2。
$ vi ~/.bash_profile export PATH=/usr/local/bin:$PATH $source ~/.bash_profile
ようやっとmanファイルを開いてみる。
$ groff -Tnippon -mandocj (日本語manファイル) (にほんご表示されるはずだよやったね☆)
日本語にならなかったらもっかいgroff -vで確認してみるといいかも。
この調子でman.confのJNROFFを/usr/local/bin/groffに変更したらmanコマンドでもいける?と思ったけど、さすがにそこまでイージーモードではありませんでした。
でもとりあえず当初の目標は果たせたので満足。
manの設定はそのうち直します。まる。
*1:デフォルトは1.19だけど、これはよろしくないらしい。詳しくはこことか参照→http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/ganshiki-soushi/0018?page=1
*2:ちょっとあんまり美しくない気がするのでもっといい方法ないかなぁ…